
浜松医科大学の建学の理念は変わりなく、「第1に優れた臨床医と独創力に富む研究者を養成し、第2に独創的研究ならびに新しい医療技術の開発を推進し、第 3に患者第一主義の診療を実践して地域医療の中核的役割を果たし、以って人類の健康と福祉に貢献する」ことを目標として掲げ、開学以来35年余ますます発展して来ているところです。
浜松医科大学は医学部に医学科と看護学科を有する単科大学であります。浜松医科大学は昭和49年6月に設立され、第1期の学生が入学しました。以来今年の卒業生で31期の医師たち約3068名が社会に飛び立ちました。医学科には昭和55年に大学院医学研究科博士課程が開設され、現在までに約1055名の博士が誕生しました。現在、大学院は医学系研究科に名称を変更しています。浜松医大の卒業生は、すでに厚生労働省や県の厚生部などの行政職、大学の教授や准教授などの教育職、著名な研究所の研究員、そして静岡県を初めとした日本中の病院の勤務医、あるいは開業などの医療職に就き活躍しています。