『倉敷市立短大　子供の劇場（旧児童文化部）』は、1982年4月、「子供たちに、健康的で明るい生の文化を提供すること」を目標に誕生。幼児向けの劇や人形劇などの公演を中心に活動し、24年が経ちました。現在は、部員22名。公演はどこでも喜ばれ、リピーターもいます。平成17年には長年の講演活動が認められ、日本善行会より社会福祉事業部門で表彰されました。また、2006年度は倉敷市の「ひと、輝くまち、倉敷。」市民企画提案事業に選定され、「演劇を通した子育て支援事業」を倉敷市と共同で行っています。
親子での演劇の鑑賞は、感動を共有し、深く交流しながらその創造にも参加できる総合的な経験です。そしてお互いに育ちあい、生きる力を養えます。親子の関わりが希薄だといわれる今こそ、大切な経験といえるでしょう。また、この活動を通して、学生は児童文化を見る目を養い、創造する力をつけ、表現する力をつけていきます。まさしくプロの保育者として必要なものばかり。「子供の心に本当の食べ物を！」を合言葉に、今日も私たちは、製作・練習に汗を流しています。